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私は貝になりたい

TOHOシネマズ岡南へ☆

「私は貝になりたい」を観に行って来ました^^
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「私は貝になりたい」は、

以前、所ジョージ主演だったのは知ってたのですが、

昭和33年、フランキー堺主演の方が

有名だったみたいで^^;


あらすじ:
本土防衛のために従軍していた清水豊松(中居正広)は、
終戦を迎え家族の元へと帰ってきた。
平凡でも幸せな家族との日々を営もうとしていた矢先、
B・C級戦犯として逮捕されてしまう。
豊松の銃剣がアメリカ兵捕虜の腕をかすめたというのだ。
それだけのことにもかかわらず、裁判で下されたのは死刑の宣告だった。



<A級戦犯>
侵略戦争を遂行した「平和に対する罪」。
国際法に規定がなかったために、事後的に作り出されたもの。
<B級戦犯>
戦争法規・慣例に違反した「(通常の)戦争犯罪」。
<C級戦犯>
民間人に対する迫害を実行した「人道に対する罪」。

A級戦犯は7人、B・C級戦犯は1000人以上が処刑されている。




ネタバレというか、

ストーリーは予想がついていて、

淡々と観ました。

もしかしたら、途中、泣いてしまうかも~っと

思っていましたが、

特に泣くこともなく。

内容が内容だけに、重くて、

辛かった・・・

例えて言うなら、1月に観た『母べえ』と同じ気持ちで

観ていました。

『母べえ』も、戦争関係のストーリーだったし。


でも、戦争を知らない時代に生まれたからこそ、

観る価値がある映画ではないかなと思います。


2時間以上ある映画でしたが、

それほど長さを感じませんでした。


映画の所々に出てくる海がとても綺麗で♪
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こちらは、

島根県の名勝「国賀海岸」。

ぜひぜひ行ってみたいスポットです☆


死刑が執行される前に、

豊松(中居)が家族に遺書を書くのですが、

その時の危機迫った表情は・・・

今日夢に出てきそう(>_<)



この映画を観るまで、

「私は貝になりたい」の意味を

間違えてとらえていました。

何を言っても無駄だから、

もう話したくない、という意味だと思っていましたが。






「せめて生まれ代わることが出来るのなら……

いゝえ、お父さんは生れ代わっても、

もう人間になんかなりたくありません。

人間なんて厭だ。牛か馬の方がいゝ。

……いや牛や馬ならまた人間にひどい目にあわされる。

どうしても生まれ代わらなければならないのなら……

いっそ深い海の底の貝にでも……

そうだ、貝がいゝ

貝だったら、深い海の底の岩にへばりついているから、

何の心配もありません。

兵隊にとられることもない。

戦争もない。

房江や、健一のことを心配することもない。

どうしても生まれ代わらなければならないのなら、

私は貝になりたい……」

(『ウィキペディア(Wikipedia)』より一部引用)

by bairas00 | 2008-11-28 17:14 | 映画


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